ラップトップ用のSnapdragon 1000に関する詳細が漏洩
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Windows 10ラップトップ用に設計された新しいQualcommチップであるSnapdragon 1000の新しい詳細がこの数時間で明らかになりました。
ARMのCortex-A76のSnapdragon1000。7nmで製造されます。
ARM向けのWindows 10を使用したマイクロソフトの開発により、クアルコムはレドモンドの巨人と提携することになりました。 ARMコンピュータ上の最初のWindows 10はSnapdragon 835プロセッサを使用しており、今年後半に予定されているSnapdragon 850 (ノートブック向けの高クロックのSnapdragon 845)に基づいた設計が予定されています。 Snapdragon 1000は、そのSnapdragon 850の続きであり、パフォーマンスが向上し、機能が追加されます。
Snapdragon 1000は、さらに強力なノートブックSoCチップであり、IntelのY-Uシリーズコアプロセッサーと直接対面できるように設計されています。 Intelのこれらのチップは、それぞれ4.5Wと15Wの間で変化するTDPを備えており、幅広いUltrabookタイプのタブレットやラップトップで使用されています。 Snapdragon 1000は、CPUのみで6.5 W 、SoC全体で12 WのSocでこのセグメントを攻撃することを目的としています 。 Snapdragon 1000で現在テストされているプラットフォームには、 16GBのLPDDR4X RAMと2つの128GB UFSフラッシュドライブがあります 。 また、802.11adギガビットWi-Fi、ギガビットLTE、および電源管理を行う新しいコントローラーも備えています。
SoCのサイズも大きく(Snapdragon 850の12×12mmと比較して20×15mm)、ラップトップチップでは奇妙なことに、 テストシステムにははんだ付けされたものではなくソケットプロセッサが搭載されています。 ソケットプロセッサはデスクトップとサーバーの標準ですが、今日のモバイルデバイスは、チップの高さを低くするためにはんだ付けされたチップを使用しており、これらのシステムを更新する必要はほとんどありません。
このチップは、ARMのCortex-A76アーキテクチャを使用し、TSMCの7nm製造プロセスを使用して構築されることが期待されています。 チップのパフォーマンスは、Intel Skylake Uシリーズ(2017年バージョン)と一致するはずです。
Arstechnicaフォント